用語・数字

成婚率の正しい見方

「成婚率70%」「業界最高水準」といった派手な数字に惹かれていませんか。実は成婚率には法的な計算基準がなく、各社が異なる計算式を使っています。数字のカラクリを見抜き、本当に成果が出る相談所を見極める方法を解説します。

#成婚率 #相談所の数字
更新日 読了目安 約6分
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成婚率の数字を読み解くイメージ

この記事でわかること

  • 成婚率には公的な統一規格がなく、計算式が3パターン存在する
  • 「成婚退会者 ÷ 総退会者」など数字が大きく跳ね上がる計算のカラクリ
  • 経済産業省の調査からわかる結婚相談所のリアルな実質成婚率
  • 成婚率よりも比較すべき「出会いの母数・お見合い率・仲人密度」
  • 無料相談で見抜くための「成婚率を暴く3大質問」

「成婚率No.1」「驚異の成婚実績80%」といったキャッチコピーを見ると、「ここに入れば8割の確率で結婚できるんだ」と思っていませんか。

しかし、その「80%」の分母(誰を対象に計算しているか)を確認すると、驚くべきカラクリが隠されています

数字のトリックに惑わされず、本当に自分を成婚に導いてくれる結婚相談所を選ぶための「数字のリテラシー」を身につけましょう。

成婚率の真実:「成婚率80%」のカラクリと3大計算式

成婚率の算出方法は法律で規定されていないため、相談所によって計算式が全く異なります。

計算式のパターン 計算方法(分子 ÷ 分母) 算出される数字の目安
パターンA(退会者ベース) 年間成婚退会者数 ÷ 年間総退会者数 50%〜70%(高く見える)
パターンB(全会員ベース) 年間成婚退会者数 ÷ 全在籍会員数 10%〜25%(実態に近い)
パターンC(特定条件絞り込み) 一定期間内に交際へ進んだ成婚者 ÷ 交際経験者数 75%〜85%(最も高く演出可能)

成婚率を鵜呑みにしてはいけない「3つの見落とし罠」

高い成婚率を見るときは、以下の3点に注意してください。

  1. 成婚の定義が相談所ごとに違う 「プロポーズ成功(婚約)」を成婚とする相談所もあれば、「交際継続の合意」だけで成婚扱いにする相談所もあります。
  2. 途中退会者(諦めて辞めた人)の扱い 活動に疲れて途中で辞めた人を分母から除外している場合、見かけの成婚率は異常に高くなります。
  3. 成婚までの「在籍期間」が無視されている 「在籍3年でようやく成婚した人」も「半年で成婚した人」も同じ1カウントです。期間の明記がない数字は参考になりません。

公的データから見る「結婚相談所の実際の平均成婚率」

経済産業省の「少子化時代における結婚関連産業の現状」などの公的データによると、業界全体のリアルな実態は以下の通りです。

公的調査に見る成婚率の実態

・全在籍会員に対する年間成婚率:男性 約8.4% / 女性 約10.1%
・退会者に占める成婚退会者の割合:約20%〜30%前後

つまり、普通に活動した場合、「1年以内に結婚できる人は全体の1〜2割程度」というのが偽らざる業界の統計ベースラインです。

成婚率よりも重視すべき「相談所選びの真の指標」

表面的な成婚率よりも、以下の4つの客観的指標を比較してください。

重視すべき真の指標 チェックする理由
1. 会員の母数と質 IBJなど連盟ネットワークに所属し、8万人以上の会員とお見合いできるか
2. お見合い成立率・申込可能数 入会しても会えなければ意味がありません。月のお見合い申込枠が20〜30件以上あるか
3. 仲人の担当会員数 1人の仲人が50人以上担当していると放置されます。1人あたり30名前後が理想
4. 平均在籍期間 成婚者の「平均活動期間(例:8〜10ヶ月)」が明示されているか。

無料相談で成婚率の真偽を見抜く「魔法の質問集」

相談所の無料カウンセリングに行った際は、担当者に次の3つの質問を投げかけてみてください。

無料相談で聞くべき3大質問

質問1:「その成婚率の計算式(分母と分子)は何ですか?」
⇒ 誠実な相談所なら「総退会者のうち成婚退会された方の割合です」と明確に即答してくれます。

質問2:「成婚退会された方の平均在籍期間は何ヶ月ですか?」
⇒ 質の高い相談所は「平均8.5ヶ月です」など具体的な数字を教えてくれます。

質問3:「私の年齢・年収に近い同性会員のお見合い成立状況はどうですか?」
⇒ 一般論ではなく、あなた個人の条件に即したリアルな難易度を正直に伝えてくれる相談所が本物です。

つぎどうする?

数字の仕組みが分かったら

成婚退会の定義や、相談所の費用総額を確認しましょう。

外部サービスをご利用の際は、契約前に必ず各社の公式規約・概要書面をご確認ください。

読みおわったらやること

  1. 「成婚率の数字だけで相談所を順位付けしない」と決める。

  2. 比較検討中の相談所で「分母の計算式」と「平均活動期間」を確認する。

  3. 仲人の担当人数とお見合い申込枠で相談所を絞り込む。